縮毛矯正はくせ毛を伸ばす為。もちろん大前提なんですが、エアーストレートはくせ毛を伸ばす事と、スタイルの作りやすさを両立する事が目的です。

くせ毛の方が縮毛矯正を美容室でオーダーしてくださるのは、もちろんストレートにしたいからはもちろんなんですが、ストレートにした後に似合うか。なんといってもここが大切なんだろと思います。

ただ、縮毛矯正を繰り返していらっしゃる方はどうしても傷んでいらっしゃる方が多い。

薬剤もさる事ながら、やはりアイロンの熱によるダメージ。縮毛矯正とヘアカラーなどの繰り返しのダメージに加え、毎日のアイロンの過剰なダメージが生み出されます。

どんな状態かといいますと、通常の毛髪は一本を引っ張ってみると髪が伸びるのですよね。バージョン毛やハイダメージ毛も。もちろんハイダメージ毛はほとんど力をいれなくても伸びますね。でもアイロンの使いすぎにより全く伸びる事なく、ぷつんと切れてしまう様な炭化している毛髪。こんなレベルまで到達している毛髪が一番怖いのですが、施術をする前から、かなりシビアな状態であれば、ビビリなどにならない様に注意しながらの施術に。カラーなどももちろん傷みは伴いますが、縮毛矯正の方がダメージは深刻になります。

ですから、ダメージ状態に細心の注意を払い、くせ毛をキレイにする事を両立しないといけない縮毛矯正は本当に難しい技術です。

どうしても、似合うという事までは、という事になりがち。

例えばこの様なモデル様

ヘアカラー、縮毛矯正の繰り返しの履歴と毎日のアイロンが手放せずの毛髪。うねりもかなり強いので、アイロンはもちろん手放せません。

 

毎日のアイロンで毛先は完全に硬化しております。毛先は矯正の履歴がありますから、くせ毛の戻りではなく、ダメージによる広がりの事例です。

 

エアーストレートの施術前と施術後です。

 

 

これ以上のダメージを進行させるとスタイルというよりも伸ばすだけで精いっぱい。あと少しで毛髪は限界です。

こんなダメージ状態の方が増えているような気がします。もちろん難しくなっているような気がします。きれいに仕上げるのは。

でも、根元の自然な立ち上がりはエアーストレートのこだわり。これがないとどうしても不自然に仕上がるので、感覚で縮毛矯正を苦手とする方も増えるのではないでしょうか?

エアーストレートはそんな方に是非チャレンジしていただきたい縮毛矯正です。